私たちは痛みや不調があると、
「体が弱いのかな」
「なんで治らないの」
「このまま治らないのかな」
「なんでこんなに不調なんだろう」
と、自分の体を責めてしまうことがあります。
でも本当は、体はずっとあなたを守り続けているんです。
あなたが気づかないところで、静かに、淡々と、休むことなく。
今日はそんな“体の守る力”についてお話ししたいと思います。
これを知るだけで、体へのまなざしが少し優しくなるはずです。
自然治癒力──体は「元に戻ろう」としてくれる力
ケガをすればかさぶたができ、
風邪をひけば熱を出してウイルスと戦い、
疲れれば眠って回復しようとします。
これらは全部、
あなたが何もしなくても働いてくれる「治る力」 なんです。
体は壊れたまま放っておいたりしません。
必ず「元に戻ろう」とする方向へ動いてくれるんです。
免疫力──体の中であなたを守る“防衛軍”
ウイルスや細菌を見つけて排除し、
必要なときには炎症を起こして守り、
不要になったら炎症を止めてくれる。
免疫は、あなたの体を24時間守り続ける“見えない軍隊”のような存在です。
あなたが眠っている間も、落ち込んでいる間も、
ずっと働いてくれているんですよ。
抵抗力──外からの刺激に負けない力
寒さ、暑さ、ストレス、疲労。
外からの刺激に負けずに体を保とうとする力です。
「今日はなんとか乗り切れたな」
そんな日があるのは、抵抗力がしっかり働いてくれているからなんです。
ホメオスタシス──体を一定に保ってくれる力
体温、血圧、血糖値、呼吸、心拍。
これらを自動で調整してくれる仕組みです。
たとえ心が揺れていても、
体はあなたを“元の状態”に戻そうとしてくれています。
これは、体があなたを見捨てていない証拠なんです。
自律神経──緊張とゆるみのバランスを取る力
ストレスを感じたら体を守るために緊張させ、
安全を感じたらゆるめて回復させてくれる。
自律神経は、
あなたの体と心をつないでくれる大切な橋渡し役 なんです。
不調が出るときは、
「あなたを守るために頑張りすぎている」だけのことも多いんですよ。
守る力は、ずっとあなたの味方です
ここまで読んで、どう感じられたでしょうか。
体は弱いどころか、
あなたを生かすために、毎日ものすごい仕事をしてくれています。
- 治そうとしてくれる
- 守ろうとしてくれる
- 元に戻そうとしてくれる
あなたが気づかなくても、
落ち込んでいても、
自分を責めてしまっていても。
体はずっと、あなたの味方なんです。
おわりに:体を信じられるという安心
「自分の体には守る力がある」
この事実を思い出せるだけで、
呼吸が少し深くなるような感覚が生まれます。
不調があっても、焦らなくて大丈夫。
責めなくていいんです。
体はあなたを裏切りません。
あなたを生かすために、今日も静かに働いてくれています。
そのことを思い出せるだけで、
生きるのが少しだけ優しくなるはずです。

